みどりグミの海外ドラマ感想BLOG

海外ドラマや映画の感想を書き散らしてます

映画「パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊」感想

いつものドラマの感想は一旦休憩。

閑話休題的に先日観に行ったパイレーツ・オブ・カリビアンの感想です。

ネタバレしているのでご注意を。

 

もう観てから一週間以上たってるので記憶があやふやになりかけてますが…

 

観に行く前は予備知識を一切入れませんでした。

パイレーツ・オブ・カリビアンは1、2作目までは劇場で観た気がするのですが

3作目からなんだか退屈になってしまって

4作目に至っては観てもいなかったので

一応映画を観る前に予習。

 

やっぱりエリザベスたちが出番が減ってから

横道にそれるようになったというか、シリアスでややこしい話になってきた印象。

もうそろそろパイレーツ・オブ・カリビアンシリーズはいいやと思ってました。

 

でも他の映画を観に行った時に今回の「最後の海賊」の予告を観た時に

思ったんです。

 

一作目の雰囲気が戻ってきた!!

 

これです。このワクワク感。

シリアスを入れつつも終始ド派手で遊び心のあるエンターテイメント。

 

予告を観た時にこれは絶対劇場に観に行くぞ!と思いました。

 

そしててっきり今回がファイナルなのだと思いました。

完全に邦題のせい(笑)

 

この副題についても言いたいことがありますが

それは後ほど語るとして…

 

観た感想。

 

面白かったです!

 

確かに一作目の雰囲気がそこにはありました。

最近はジャックの存在感が薄れている印象がありましたが

今作はちゃんと活躍してた!

 

銀行強盗のシーンは既視感がありましたが

やはり派手で楽しかったです。

これぞジャックらしい

 

しかもポール・マッカトニーがジャックのおじ役として

ゲスト出演!

これは観ている時は気が付かず、後でネットで記事を読んでいて知りました。

どうりで本編と関係ないキャラだと思った(笑)

 

しかし、ウィルとエリザベスの息子がすっかり

大人のイケメンに成長していてビックリです。

 

さぞかし大活躍するんだろうと思ったんですが…

 

期待したほどではなかったような?

 

ジャックがいとも簡単にコンパスを手放すとは驚きましたが

そのせいでジャックが昔、魔の海域に封じ込めて亡霊と化したサラザール

海に解き放たれ、ジャックに復讐を果たそうとしつこくジャックを追いかけ回します。

 

 

このサラザールが無敵すぎて。

どんな壁でもすり抜けちゃうし不死身だし、

海では敵う者はおらず、数々の海賊船を襲います。

 

もちろんジャックはあの手この手で逃げ回る。

 

超絶金持ちになっていたバルボッサは

最初はサラザールに協力しようとしますが

途中からジャックに加勢。

 

今回のMVPを挙げるならば

バルボッサでしょう。

 

バルボッサがもう一人の主人公ではと思うほど。

 

 

今回ウィルたちの息子ヘンリーの他に若い女性カリーナが登場するのですが

孤児院育ちだけど大変優秀で学者を目指している。

そのせいで魔女と言われて追われていたけど。

 

自分の父親が偉大な人物で父親が残したものを

追い求めようと奮起していたカリーナですが…

 

なんとバルボッサの娘でした。

 

そう来たか~!

 

バルボッサの昔の恋人との間に出来た子ですが

母親は死に、海賊であるバルボッサは自分ではまともに子育てができないと思い

カリーナを孤児院に預けたのでした。

 

バルボッサはカリーナこそが自分の宝だと確信。

最後はカリーナたちを助けるために自らが犠牲になりますが

ベタな展開と分かってはいても

涙しました…

 

今作は一つの映画として大変面白かったしよく出来ていたとは思うのですが

いくつか残念だなと思う点も。

 

まずはヘンリーとカリーナの恋路。

 

あんたらいつ惚れたの?ってくらいあっという間に恋に落ちてて。

こじつけのような気がしたので別にこの恋愛要素は要らないと思いました。

 

そしてバルボッサが死ぬ時にカリーナに親子であることを告げますが

その後、カリーナがそれを受け入れるのが早すぎるような…

ちょっぴり葛藤があっても良いのでは。

 

前半に時間を使いすぎてて後半が駆け足だったので

そこは残念でした。

 

あとはまぁパイレーツ・オブ・カリビアンって

ちょっとした不思議な海の呪い…程度に思ってたんですが

今作はだいぶファンタジーだな~~と。

海割れるし…

 

そこまでのファンタジーファンタジーしてなくてもいいかもと

思いました。

 

あとヘンリーあっという間にさらわれて取り憑かれてるし。

役立たずかよお前~!

 

それにカリーナの乳ばかりに目が行くよ~!

暑苦しいドレスをやっと脱いだかと思えばまた着てるし。

カリーナ役の女優さんすごく綺麗な人ですが、喋ると少し老けて見えました。

真顔だと綺麗なんだけど。

 

吹替えで観たんですが、カリーナの声、栗山千明だとは気づかなかった!

あまり違和感なかったです。

 

最後に、海の呪いが解けたことによって

ウィルが陸に戻れることになり、再登場。

 

そしてエリザベスも登場………

 

なんですが…

 

老けてねぇ~~~~~(笑)

 

とてもヘンリーくらいの年頃の子供がいるようには見えません…

ウィルはそれなりに老けてますが

エリザベスもそれなりに年月を感じさせても良かったのでは。

 

キーラ・ナイトレイ的にそれはNGだったのかもしれないけども。

 

そして最初に触れた邦題について。

これ、きっと原題は違うんだろうなと思っていましたが

原題はセリフでもあった

Dead men tell no tales(死人に口なし)」でした。

 

ディズニーのアトラクション「カリブの海賊」でも使われているフレーズで

パイレーツ・オブ・カリビアンでも何度かセリフで出てきますね。

 

邦題になると途端にダサくなるのは相変わらずですが

まぁ一般人から観て、分かりにくい文章じゃダメなんでしょうね…

 

そしてパイレーツ・オブ・カリビアンといえばエンドロール後のおまけです。

 

 

デイヴィ・ジョーンズ復活か!?

 

ウィルの夢オチのようでしたが

吸盤が落ちていたし、復活は間違いないのでしょう。

 

次回作にまたウィルが出るのでしょうか?

それともヘンリーがウィルのかわりに決着をつけるのでしょうか。

 

気になりますね。

 

ところでパイレーツ・オブ・カリビアンってあと何作続くの?

 

ジャックがちゃんと活躍するんならいいけど、

ジョニー・デップもだんだん歳を取ってきたし。

心配。

 

というわけでだいぶ文句を言いましたが

今作は今作でまとまっていて面白かったのですよ。

 

頭を空っぽ…にするほど単純な話ではないけど

(少なくとも3作目までの予習は必須)

エンターテイメントに浸れるのでいいんじゃないでしょうか。