みどりグミの海外ドラマ感想BLOG

海外ドラマや映画の感想を書き散らしてます

グレイズ・アナトミー シーズン3 ep18「傷は人生のロードマップ」

今回は日常と恋愛系のお話のようです。

 

アレックスがメレディスたちの家に引っ越してきました!
ジョージが結婚に失敗して帰ってくる場所がなくなった!とイジーがお怒り。
それもひどい話ですが(笑)

 

メレディスはすっかりスッキリした感じ。
何か乗り越えられたんでしょうね。

 

心臓外科の名医が登場。
クリスティーナと仲よさげ。

 

過去に寝た男かい\(^o^)/


ジョージの妻、カリーはまさかの実家がお金持ちだった。
ジョージは混乱!!
すごいいいホテルで暮らしてますもんね。
いくらカリーの給料でもそんな暮らしは出来ません。

 

でも医者の世界なら実家が大金持ち!ってことは
よくありそうな話ですが…

 

二人は喧嘩してしまいます。
まぁこの二人は…相性悪そう。
ジョーももっと言葉を選びなさいよ~!気が利かないな~!

 


心臓外科医の神という人は
バークにネチネチと嫌味。

 

クリスティーナはこういう女だったとか
3年付き合ってた~とか…

 

そんなこと元カノの婚約者に言う!?
ほんとに神なのこの人?w
器の小さい男だなぁ!

 

メレディスは父親父親の再婚相手と食事。
少しずつ彼らとの距離も縮まってきました。


そしてまさかの
イジーとジョージがちょっといい雰囲気…!?ヤっちゃった!?
二人はそういうのにはならないと思ってたのに…

 

どうなるのか…!!

 

 

にほんブログ村 テレビブログ 海外ドラマへ
にほんブログ村

 

 

グレイズ・アナトミー シーズン3 ep17「別れのとき」

引き続きメレディスは夢の世界。

今まで死んでしまった患者たちが次々登場!

 

列車事故の時に男性とくっついた状態で鉄の棒が身体に刺さって死んでしまった女の子もいる!

この子好きだったんだよね~

 

 メレディスが危険な状態ということで

イジーやクリスティーナたちはパニック。

特に感情を表に出すのが苦手なクリスティーナが一番キてるような気がしました。

 

しかし一時間以上も心停止してるのに本当にメレディス蘇生するの!?

蘇生しても普通なら何か後遺症が残ってしまいそうですが。

 

デレクは純粋すぎるから一人にするな!あっちに戻れ!と説教するデニー

デレクは純粋だからあんなに優柔不断で感情的なのか…?

メレディスの母親に対して「あんたのせいだ!」と怒鳴り

その直後に母親が危険な状態に。

 

デレク何してんだ\(^o^)/

 

皆メレディスのために必死。

部長もベイリーも。

 

まぁもちろんメレディスは蘇生するんですが。

こんな奇跡ある?

主人公補正つよーい!!!!

 

後遺症もなさそう?

どうやら低体温だと後遺症が残りにくいようですね。

 

でもメレディスの母親は亡くなってしまいました…

最後はメレディスを助けてくれましたね。

二人は和解…できたことになるんでしょうか?

 

やっとフェリー事故回もこれで終わりです。 

 

 

にほんブログ村 テレビブログ 海外ドラマへ
にほんブログ村

 

 

 

グレイズ・アナトミー シーズン3 ep16「生と死」

 

瀕死状態の患者を助けようとしてるイジー。
頑張ってるけど救助隊はなかなか来てくれず、もう出来ることはない。
でも周りに居る人たちは、なんとかしてくれ!と…

「私は実践から離れてた!何週間も見学してただけ!」とぶっちゃける。

こういう素直なところはイジーですよね。
素直すぎる。

でも諦めないでと懇願され気力が戻るイジー。
イジー格好いいよ!

なんとその場で頭に穴を開ける手術をすることに。


親とはぐれた小さな女の子、演技うまいですね~
混乱している様子がうまく描かれてます。

それにしてもメレディスはまだ海に沈んでるのかい\(^o^)/


患者の身元確認や、子供を探すアレックスやジョージ。
こういう時に患者の家族たちから八つ当たりされるのも大変ですね…

インターンは感情的で困る!と愚痴るアディソンやバーク。
だよね~(笑)

緊迫したシーンに恋愛話ぷっこまれるのは
「今そういう場合じゃないでしょ」とツッコミたくなることも多いですが
こういう緊迫シーンが続くとちょっとホッコリしますね。


イジーは無事に手術を成功させ、それが部長にも認められて
謹慎処分もとけました。
大興奮でテンションの高いイジー。
この患者さんもとても生命力の高い人ですね。

人間って意外としぶとい。
でも運悪くあっさりいってしまう人も居る。


メレディスはどうやらかなり長い間 海に沈んでいたようで
心肺停止状態でデレクに助けられる。
あんな広い海の中からメレディスを見つけるなんて
デレクすごいな~!

これが愛の力か。

救助に行った医者が二次災害に遭うことはまれにあることなのかもしれません。
それだけ命がけの仕事だということ。
皆それだけ一生懸命。

時々私情にかられて暴走するけど\(^o^)/

医者も人間ですからね。


メレディスは低体温症に陥り危険な状態に。
心臓も何度も止まり…

メレディスの夢?の世界(あの世とこの世の間?)で
出てきたのは…

デニーと爆弾処理班の人!


それにしてもこの回は怒涛の展開ですね。
ずっと目が離せない!

 

 

にほんブログ村 テレビブログ 海外ドラマへ
にほんブログ村

 

 

 

グレイズ・アナトミー シーズン3 ep15「消えゆく私」

久々にグレイズ・アナトミーの感想の続きです。

 

メレディスは母親との問題で悩み中。

 

部長は髪を黒髪に染める!!

 

それを見てビックリする皆に対して
「部長は25年連れ添った奥さんにフラれてモテようとして黒髪にしたのよ!黙ってなさい!」と

言い放つアディソンに爆笑(*´∀`*)
部長そこに居るから…!!

 

アディソンのこういうちょっと天然っぽいところ、可愛らしいですよね。

 

皆、部長に対しての扱いけっこうひどいよね?

わりと言い返したりするしね?

部長なのに。

 

でもそんな部長が好きだけど。愛されてるな。

ちょっと鈍感だけどね。

 

そんな時にフェリーとコンテナ船衝突の大事故発生。
搬送患者を待ってる間にパートナーとの仲を相談するデレクとバーク。

 

いやいやそんな恋愛相談してる場合!?笑

 

相変わらずです。
この病院には運び込まれたくないな~

 

現場でもデレクとメレディスが「結婚したいのか?」というやり取り。
親とはぐれてメレディスについて来た女の子もキョトーン顔(´ー`)

 

でもこんな緊迫した現場で重傷者の治療は
インターンには荷が重そう。
それぞれが頑張っているシーンは夢中になって見てしまいました。

 

アレックスもどんどん立派になってきましたね。
妊婦を助けようと奮闘していました。

最初はチャラいだけだったけど

アディソンの元で働いてからどんどん人情味溢れる人になってきました。

アディソンとの仲も微妙~な感じでどうなるのか。

まぁうまくはいかないだろうけど。

 

イジーも車に挟まれた男性を助けようと必死。

でも初めての状況で若干パニック。

つくづくお医者さんって大変だなと思いました。

 

メレディスは患者を治療中に
暴れる患者に押されて海へ誤ってドボーン。

メレディスが面倒見てた女の子はその様子をジッと眺めて立ち去る…

 

どうなるメレディス!?

冒頭でメレディスがお風呂の中でブクブクと潜りながら考え事していたのは
フリだったのですね。


前も列車事故の回でこういうドタバタ劇はあったけど
迫力があってすごいですね。
それぞれにドラマがあって面白い。

 

う~ん、よくできた脚本だなぁ~

 

 

にほんブログ村 テレビブログ 海外ドラマへ
にほんブログ村

 

 

 

映画「アデライン、100年目の恋」感想

ゴシップガールブレイク・ライヴリー主演ということで、

huluで配信されていたので観てみました。

吹替えで観たんですが、ゴシップガールの時と違う声優さんだったのでそれはちょっと残念だった。

 

内容はよくありがちな、不老の身体になってしまった主人公アデラインの人生…という感じ。
つい最近またhuluで「ベンジャミン・バトン」を観たばかりなので同じようなテーマですが
やっぱりこういう切ないシチュエーションは鉄板ですよね。

 

「ベンジャミン・バトン」はすごく良い映画でしたが感想は別にわざわざ書かなくていいかなと思ったんですが
この「アデライン、100年目の恋」はちょっとツッコミ所も多かったので書きます(笑)
映画やドラマは多少ツッコミ所があるほうが感想書きやすいかもしれない…

 

まず 邦題ダサくない???

こういう映画の邦題にはあまり期待してないけど、もっとラブコメなのかと思ったよ…

 

タイトルから、すごく薄っぺらそう~~と思ったんですが
設定とブレイクに惹かれてこの映画を観てみようと思いました。

 

と思ったら内容も薄っぺらかった

 

まずアデラインが100歳こえてるようにはとても見えなかった。
いや見た目は29歳くらいなので見えなくて当然なのですが、
100歳の“厚み”のようなものが感じられないというか…

 

何歳になっても恋を楽しむというのがテーマなのかもしれないけど
100歳超えの人が恋愛でこんな感じになるかな…?
普通のアラサーの女性にしか見えない。

 

そして恋に落ちるエリス・ジョーンズは頭も良くてお金も持っていて
すごく気のいい良い男。


…なのですが、トーカーすぎて怖い!!笑

 

アデラインが嫌がってるのに職場や住所など突き止め、
返事が貰えないからといって花を持って家の前で待ってるとか…

こわい…こわいよ…

 

すべてはアデライン(ブレイク)の美貌がそうさせてしまうのね。

 

そう思えるくらいに、この映画はストーリーは飾りでしかなくて
ブレイクをただひたすら綺麗に映してるだけのものだったのかなと感じました。


だってどのシーンでもブレイクが完璧に綺麗。とにかく綺麗。
まるでPVみたい。
そうか!!この映画はPVなのかな!?

 

ブレイクが綺麗に映ってさえいれば、それが100歳超えに見えなくても
その運命に対して深く考察されてなくても
それでいいのだ。

 

ブレイクを鑑賞するためだけにこの映画は観る価値はあると思います。

 

元々はこの作品、ブレイクのために作られたわけじゃなくて
キャサリン・ハイグルグレイズ・アナトミーのイジー役の人)や

ナタリー・ポートマンが出演オファー断ったようだし…

 

公開まで紆余曲折あったのね。

 

にしても突然のハリソン・フォードにはビックリした!!

 

圧巻の演技です。さすが。
恋に落ちたエリス・ジョーンズの実家に行った時に
エリスの父親がアデラインの過去の恋人だったわけなんですが。

 

そこからハリソン・フォードの無双が始まる(笑)


エリスの父親ハリソン・フォード)との思い出もガッツリ回想してくれますし
エリスの存在が一気に薄くなり……

ちょっと…かわいそう…

すっかりハリソン・フォードにくわれてしまって。

 

それにしてもストーカーっぷりは父親ゆずりだったのかなエリス(笑)

父親もなかなかのしつこさ。

 

こういう物語は、秘密を恋人に打ち明けるシーンが一番の盛り上がりだったりしますが
エリスはあっさりその秘密を受け入れたのでそれまたビックリ。

 

まぁ、いいか~~~深く考えないでも~~

はぁ~~ブレイクほんと綺麗~~~

スタイルもすごく綺麗~~~~

 

本当にそれだけでいいのだ~~~~

 

 

アデライン、100年目の恋 [DVD]

アデライン、100年目の恋 [DVD]

 

 

映画「モアナと伝説の海」感想

モアナ、初日に観てきたのですが感想書くのが遅くなってしまいました。

ネタバレ感想です!

 

 

予告の素晴らしい映像と歌が気になって、楽しみで楽しみで

期待に胸を膨らませていました。

 

結論から言うと…

 

う~~ん

思ってたのと違う…?

 

も~~~~!!!!

予告にまた騙された~!

 

予告のほんわかしたイメージとは違って

本編はかなり冒険アクションでした。

 

まぁでも予想と本編が違うなんてことはよくあることです。

それでも面白い作品ならそれでいいのです。

 

映像と歌は予想以上に素晴らしかったです。

海の表現はもう実写よりも美しい。本当に綺麗でした。

 

その昔世界の創造主の神ティ・フティのこころを盗んだマウイ。

世界は闇に包まれていきます。

おとぎ話だと思われていましたがやがてモアナの島にも異変が。

 

おとぎ話を信じ、(さっきまでピンピンしてたのにいきなり危篤になった)おばあちゃんの言葉を信じ、

たまたま拾った(!?)ティ・フティのこころを手にマウイを探して

ティ・フティにこころを返そうと、海に出るモアナ。

といってもなんのアテもなく、かなり無謀です。

船の扱い方も知らないモアナ。

 

案の定嵐で船は転覆してしまいます。

 

でも偶然流れ着いた島にマウイが居た(!?)

 

強引にマウイを連れ出すことに成功。

船から何度もマウイに投げ飛ばされるモアナですが

海がすぐに助けてくれます。

嵐の時は助けてくれなかったのに…!?

随分気まぐれな海です。

自分の力で進まなければいけないところには手を貸さないということなんだとは思いますが…

 

ココナッツの可愛らしい海賊に襲われるものの

なんとか切り抜ける二人。

 

そしてマウイの釣り針を探しに、釣り針のある島に行きます。

もちろんすぐ着きます(!?)

海おもったより狭い…!?

まぁ海を知り尽くしたマウイの操縦のおかげなんでしょうが…

 

おっきなカニの甲羅に釣り針があるので

二人で協力して取り返します。

この辺りから二人に友情が芽生えます。

 

二人でティ・フティの島に向いますが

ティ・フティを守っている溶岩の悪魔テ・カァにやられてしまい

釣り針にヒビが入り心が折れたマウイは去り、海に一人取り残されるモアナ。

 

そこにおばあちゃん(の霊?)登場!

励まされてモアナは一人でテ・カァに立ち向かう!

 

最初の旅立ちもかなりおばあちゃんに洗脳(?)されていたモアナだったので

なんだかこのおばあちゃんの手のひらの上で全て動かされているという印象。

見守ってくれてるんだろうけどおばあちゃんの圧が強いよ

 

結局マウイも戻ってきてくれて

テ・カァもあっさり倒す(というか手なづけて)

ティ・フティのこころも戻りました。

 

 

もうね、正直

ココナッツの海賊カカモラと闘うところらへんまでは

面白かったと思うんですけど

そこからは何を見せられてるんだろう…という気持ちになっていました。

 

だってもう先の展開が読めるんだもの。

 

子供向け作品だから王道ストーリーなのはわかります。

でも明らかに前半の勢いが後半は失速しているし

あまりにご都合主義すぎて拍子抜け。

正直途中で退屈してしまいました。

 

歌は素晴らしいんだけど同じ歌ばかり何度も流れて

しかも歌のせいで話の流れを止めるからテンポが崩れる。

 

海賊カカモラもあっという間に倒してしまうしもったいないので

これ最後のテ・カァを倒す時にカカモラが邪魔してきたりしてたら

もっと面白かったんじゃないかなぁと(復讐みたいな)

 

テ・カァの倒し方もあっさりしすぎというか

でしょうね…という感じで意外性もなし。 

 

最初の島で出てきた子豚のキャラがとっても可愛かったんですが

海には連れて行かなかったのでビックリしました。

だって予告ポスターに居るからもっと活躍してるんだと思ってたよ

石ばかりつついてる頭の悪い鶏(?)のヘイヘイは連れて行ったけど

すごい活躍しているかといわれるとそうでもなく…

 

ヘイヘイがティ・フティのこころを飲み込むシーンはもちろんありましたが

そのシーンの使いどころはもっと別の場所のほうがよかったのでは。

 

子豚を海に連れて行くのはきっと邪魔だったんだろうと思いますが

画面に居るだけで癒やされていたと思うよ。

 

映画は吹替版で観たのですが

マウイ役の尾上松也さんはいい声だし歌もうまいんですが

マウイのイメージにはちょっと合いませんでした。

少し線が細いというか綺麗すぎるというか。

字幕版のほうのマウイの声の人はめっちゃガチムチですよね…ピッタリ…

 

結局、何事もさほど苦労せずにすんなりとこなしていくから

物足りなさを感じるのかもしれません。

画面もどうしても海に浮かぶ船のシーンが多いので絵面はそこまで変わりません。

 

先も読めてしまう、絵面も変わらない、そこまでコメディもない、

歌にバリエーションがない、主人公たちが苦労しない……では

観ている最中にちょっと飽きてしまいます。

 

もう少し意外性があれば。

もしくは王道ど真ん中で思いっきりやってくれれば。

 

ちなみにモアナはまったくプリンセス感はありません。

ヒロインでもない。むしろヒーロー

 

マウイも伝説の人物にしては気が弱く

二人のバランスは取れてたと思いますし

一切恋愛要素がないところも好感は持てました。

モアナにそこはまったく期待してないところだったから。

 

良い友情関係で終われたのは良かった。

 

でもモアナを劇場に観に行った日の夜に

金曜ロードショーラプンツェルをやっていたので

観ていましたが(もう何度も観てます)

 

やっぱりディズニーの王道ラブロマンス最高だな~~~

と、しみじみ思ってしまった…

ちょうどモアナを観た直後だったから余計に…

 

最近のディスニーはアンチヒロインものが多い気がするので

そろそろまたド定番なラブロマンスが観たくなってきました。

 

まぁでも色々文句は言いつつ

モアナのサントラ買ったんですが。

 

モアナと伝説の海 オリジナル・サウンドトラック <日本語版>

モアナと伝説の海 オリジナル・サウンドトラック <日本語版>

 

 

このパッケージもそうですが

日本のポスターにマウイが居ないのはやっぱり意図的なんでしょうね…

 

イケメンではないし日本人にはちょっと受け入れられづらいところがありそうだし。

でも他の国のポスターではしっかりマウイが入ってるのに

日本ではバッサリですから、ちょっと悲しいですね。

マウイいいキャラなのに。

 

 サントラも英語版だと、ほら。

モアナと伝説の海 オリジナル・サウンドトラック<英語版>

モアナと伝説の海 オリジナル・サウンドトラック<英語版>

 

 

こっちのほうがまだ本編のイメージに近いです。モアナも。

そうそう、こんな男らしい子だった。

 

日本語版のほうのモアナのポーズ、なにそれ?です。

そんなポーズしてなかったぞ。

モアナそんなキャラじゃなかったぞ。

 

予告で抱いたイメージが吉と出るか凶と出るか…

最近はこわくなってきました…!!

 

次はsingを観に行きたいのですが

字幕か吹き替えで迷ってます。

映画「ラ・ラ・ランド」感想

ラ・ラ・ランドを観てきたのでネタバレ感想です。

 

まず、今作に出てくる沢山の古い名作映画はまったく知らないし

ミュージカル映画はほとんど観たことがない私。

劇場で観たのは初めてかも?

 

でも色んな賞をとっているし評判だし予告編でも気になっていたので

ちゃんとミュージカル映画の世界に浸れるかな?と若干の不安を感じつつ

劇場に足を運びました。

 

そんな不安はオープニングで吹っ飛びました。

 

渋滞するハイウェイという現実から突然歌って踊り始める群衆。

一気に惹き込まれます。

 

ミュージカルって急に歌い出すからなんか怖いというイメージも

あれ?なんか楽しいんじゃね?と期待で胸がウキウキ。

 

このシーン、ワンカットで撮影したらしいですね。

素晴らしい。

衣装がカラフルなのもまた楽しかったです。

 

そうして本編が始まるのですが

女優を目指すミアを演じるエマ・ストーンがなんと可愛らしいこと。

コロコロと表情が変わる彼女に夢中になってしまいました。

 

そしてセバスチャンを演じるライアン・ゴズリング

作中のピアノ伴奏は全て自分でやったそうなのですが

結構な超絶技巧を見せ付けていて…すごい。

ちょっとやそっとの修行でこんなの出来ようになる?

さすがプロです。

 

出逢いのシーン、「演奏を聴いたわ…」と言ってセブに声をかけるミア…

これ予告で観たやつ!いきなりブチュってやるやつ!と思ってたら…

 

まさかの肩バンッ

 

そのままミアを無視して立ち去るセブ。

そりゃ店をクビになったばかりですからイラだってるんでしょうけど…

あれ!? チューするんじゃなかったの?と驚きました。

これは予告にまんまとやられましたね。

後ほど、この誤解の理由は分かることになります。

 

出逢いこそ最悪だったもの互いに夢を追う者として惹かれあう二人。

シーンによってミアのドレスのカラーが綺麗でしたね。

オーディションに落ちまくってコーヒーショップでバイトしてるのに

なんであんなにオシャレなドレス何枚も持ってるの?とか

なんでプリウス乗ってるの?とかいうツッコミは野暮ってやつです。

 

そこは映画ですから。夢ですから

 

プリウスだらけのハリウッドはちょっとおもしろかったですね。

実際にセレブの間で一時期プリウスが流行ってたみたいなので

そういうジョークなんでしょうけど。

 

丘の上でのダンス、あの素敵な背景はCGかと思ったら違うんですね!

マジック・アワーと呼ばれる時間帯に合わせて何度も何度もカットを重ねたそうです。

 

二人はデートを重ねることになりますが

ロスを充実しまくってますね~~!!

行きたくなるな~!ロケ地!!

 

セブは売れないジャズを愛する売れないピアニストですが

ミアのために若者向けサウンドなジャズ?バンドに入ってお金を稼ぐようになります。

ライブの時のミアの困惑した表情が良かった。

 

伝統的なジャズを演奏してお店を持つことが夢じゃなかったの?

問い詰めるミア。

ここの喧嘩のシーンはリアルでしたね…あぁ胸が痛い…

セブの気持ちもミアの気持ちも分かるけど

お互い、夢を追う姿を愛したわけですから現状が受け入れられない。

 

ミアはオーディションにも落ち続け、一人舞台もうまくいかず、

自信を喪失して実家へ戻ります。

でも嬉しい知らせがあり…

 

って、ほとんど空席だったあの一人舞台。

大根演技だの、内容も意味分からないと観客にも散々こき下ろされてましたが

それでもプロデューサーの目にとまることってあるんですね。

そんなうまくいく?と、ここで観ている最中に若干冷静になってしまったんですが

まぁおそらくミアは元々実力はあったのでしょう。

これが運を手にした、アメリカンドリームというやつでしょうか。

 

その一人舞台、作中ではさっくり飛ばされてしまってるんですが

見てみたかったな~

 

そして時はあっという間に流れて5年後。

ミアは女優として成功し

大豪邸で可愛い子どもにベビーシッターも居て、そこには素敵な旦那様が…

 

セブじゃない!!

 

喧嘩のシーンあたりから徐々に歯車が噛み合わなくなっていっていた二人でしたが

結局結ばれなかったのですね…

確かにお互いの夢を追うためには関係を続けるのは難しかったのでしょう。

女優に没頭できたからこそミアも成功したのかもしれません。

 

でもミアは夢を叶えたのになんだか心から幸せそうには見えない。

ドレスもシックな黒で大人ですが、どこか寂しそうな…

 

旦那とデート中にたまたま見かけたBARに入ってみると

そこにはミアが考えた「SEBE'S」のロゴが。

そう、セブのお店でした。

 

店内は伝統を大事にしたデザインで、ジャズに溢れていて、セブの理想通り。

でもピアノを弾いているのは別の人です。どうやら雇ってるみたい。

お店は大盛況だが、生活は別に裕福なわけではなさそう。

セブも夢を叶えていましたがある程度妥協していて、やっぱり少し寂しげ。

 

客席にミアの姿を見つけ、セブは懐かしの曲を演奏します。

そこから映像はどんどんミュージカルの世界に入り

女優として活動するミアの側にはセブの姿が…

それは現実では叶わなかった二人の理想の世界でした。

 

その幻覚世界で、例の予告のキスシーンがあったのです!

青いドレスのミアが「演奏を聴いたわ…」とセブに声をかようとすると

情熱的なキス!

 

このシーン、現実じゃなかったのか~~~!

 

最後、店を去るミアとセブが視線を合わせて頷くシーン、切なかった。

お互いに夢を叶えたけどどこか寂しげ、でも満足そうではありました。

二人とも今を受け入れ、後悔はないように感じました。

夢を叶えた相手の姿を確認して安心したのもあったのでしょうか。

 

一部ではセブはミアに未練たらたらという説もあるようですが

そうは見えなかったな~

ミアの成功は知っているだろうし、ミアのポスターも無視してたから

自分の人生をしっかり生きていたのだと思います。

 

二人は結ばれず、ハッピーエンドではなく悲しい結末でしたが

とても楽しい映画でした。

内容も難しくなく、私のようなミュージカル映画初心者には良かったです。

途中で飽きることもなかかった。

 

作中に沢山散りばめられている過去作へのオマージュはさっぱり理解できませんでしたが

それは私が勉強不足ということで…

そこが理解できればもっと楽しめるんだろうなとは思います。

 

とりあえず今はサントラが欲しい……

 

 

 

ラ・ラ・ランド-オリジナル・サウンドトラック

ラ・ラ・ランド-オリジナル・サウンドトラック

 

にほんブログ村 テレビブログ 海外ドラマへ
にほんブログ村